安心・安全・全力で遊べる子どもの居場所として


「ここいく(心育)放課後自然体験活動」は円山動物園や円山などの自然環境を活用し、子どもが豊かに過ごせる放課後の居場所づくりをめざして、2009年4月からスタートしました。
 円山での自然体験活動や動物園での動物とのふれあい等の活動を通じ、子どもが命と向き合いながら心を育てていく「ここいく」プログラムです

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24年度ここいく要項
24_ここいく要項.pdf
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ここいく放課後自然体験活動では次の3つのことを大切にしています。


<思い切り遊ぶ力>

自然の中にはさまざまな興味の対象がいっぱい。だからどこでも、何にでも熱中できます。からだを思いきり動かして、遊びきることで、今までの遊び方も、友だちも、自分の表情も明るく変わっていきます。気持ちやストレスをうまくコントロールできるようになり、身体感覚も磨かれていくのです。ここいくでは、おもいきり遊ぶ体験が、人としての根っこの部分をつくる大切なこと、と考えています。


<気づきをもつ力>

自然の中で遊ぶ楽しさは、さまざまなことを引きのばします。体が元気であれば、心もぐんぐんのびていきます。自分から挑戦していく強さがうまれ、自分を肯定できる自信がつきます。こうした体験がじゅうぶんになされると、やがて、自分をとりまく、周囲のものへの「気づき」がうまれていきます。自分自身で「気づき」を見つけられる力をつけること。やがて小学生から中高生へと成長していく時に、何かしら問題点をみつけ、それを自らで解決し、自立していくことが求められていくことでしょう。そのときの基礎が、まず小学生の頃に養われる、自らが気づきをもつ力、と考えています。


<たくさんのひとたちとかかわる>

今の子どもにとって大切なことはコミュニケーション力。
子ども同士、子どもと大人、人と自然。いろいろなものがかかわりあってつながっていることを感じてもらいたい。そのなかで、それぞれを認め合う、関わり合うことを知ってほしいと思います。